近況報告

お久しぶりのブログ更新です。
発売以降、ツイッターメインで動いていたため、
長らくこちらの方では活動を控えておりました。基本的には元気に過ごしております。
更新の間が空いたに起こったことについてご報告。

１２月に無事、映画大学院を卒業しました。
卒論もなんとかクリア、カリキュラムも満了！
卒業式を迎えられました。

その後、映画関連の就職活動を始めましたが、
 予想以上の苦戦を強いられ、
４月にビザが切れる焦りもあり
相当精神的にキツイ展開‥。

ビザを持っていない就活のキツさ、
一回学生に戻ったこと、業種を変えたことが
就労経験のリセットとみなされる
デメリットを肌で感じました。
（実際はリセットしないですが、
履歴書（CV）を送るだけで説明するのは結構難しいです。
特に、日本の職歴の説明はイギリスの職歴以上にアピールが難しい）

３月、ビザ切れるまであと１ヶ月となり
半ば諦めかけていたところ奇跡がおきました。

学校のポートフォリオショウで
１日ずつイギリス国内のフィルムスタジオ３つで展示をした際、
展示していたモデルが偶然立ち寄ったある監督さんの目に留まり、
他の作品も気に入ってくれ、次の週いきなり携帯に電話がかかってきました。

その前に「ララランド」をみていて
そうとう苦戦に苦戦を強いられていた私は
「こんなことあるわけないよ〜、しかもこちとらビザの望みがほとんどない！」
なんて映画館で一人ふてくされていたのですが

「ショウみたよ！監督さんがあなたの作品すごく好きって言ってるから面接来て！」
と、まさにララランドと同じように
朝、ベッドで寝ていたときにいきなり電話がかかってきたときは
びっくりするぐらい勝手に涙が流れました。
（とはいえ、車で迎えに来てくれるような
　ナイスなガイは居ないので「一人ララランド」と命名）

その後、１日契約から始まって
５日契約、もう１週‥と続いていき
結局ビザが切れるまで
コンセプトアーティスト兼デザイナーとして雇用されました。

切れた後も就労許可書をサポートしてくれる事になり
無事、長年目標としていた
海外でのデザイナー、コンセプト業のスタートを切れたことが未だ信じられません。

いまもやっと巡ってきたチャンスに、
石にかじりつく勢いで、
とにかく振り落とされないように
 絵を描いています。

フィルム業界は終身雇用とは無縁、
プロジェクトが終わったら次のプロジェクトを渡り歩く
ずっと安定しない職業です。
ビザの問題もある外国人はさらに過酷。

 でも、とにかくスタートを切れたことが大きな一歩。
日本の会社を辞めて、楽しいゲーム作りから離れて、
いわゆる安定とされる終身雇用から逸脱した時
「もうこれ以上の人生のリスクはない」と思っていたので
受け身にならず割といろいろ挑戦できたことがちょっと身を結んだと思います。
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と、いうわけで、就活＆現在の仕事に全力を注いでいるために
マンガの更新ができていません。

書きたいネタのリストはあと１冊になるくらい溜まっているのですが
あるクオリティに仕上げようと思うと１Pに約２−３時間、

長年やりたかった仕事、人生の分岐点に立っている今は
やはりそちらに集中すべき時だと思い、敢えて描いていません。

ただ、余裕ができた時、すこしキャリアに安心が持てた時を見極め
続けていきたいと思っておりますので、
どうぞ長い目で見てやっていただけますと幸いです。

ツイッターではイギリスや海外情報は常に書いておりますので
ときたま覗きにきていただけると嬉しいです！

うめだま


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